EU=ヨーロッパ連合は8日、ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲングループとBMWが排ガス浄化技術をめぐりカルテルを結んだとして、あわせておよそ1140億円の制裁金を科しました。
EUの執行機関であるEU委員会によりますと、フォルクスワーゲングループとBMWはディーゼル車の排ガス浄化技術の開発をめぐり、2009年から5年以上の間、定期的に会合を開催。法律で定められている以上に浄化できる技術があるのにそれを使わず競争を回避していたということです。
このためEU委員会は競争法に違反したとして、日本円にしてあわせておよそ1140億円の制裁金を科しました。